先輩の声

研修指導医より

顔写真

副院長:緒方 正敏

 当院では、新制度への対応を平成15年度から取り入れています。研修中のさまざまな問題にも医局だけでなく病院全体で対処しています。
 当院は地域の中核病院であり、地域医療の最前線の病院として一次および二次の救急医療を担っていることから各科とも症例が豊富です。また、研修医数が少数であることから臨床医として必要かつ基本的な疾患を経験し、各種の手技を修錬・習得する機会が多いことが特筆されます。
 研修医に期待することは、2年間とにかく積極的な姿勢を持ち続けて欲しいということです。そして、2年間の濃厚な臨床研修を通じて医師としての良い習慣を身に付け、しっかりとした基礎を築いて欲しいと考えます。
 私達は良い医師を育てるために最大限の努力を惜しみません。

当院にて研修終了した先輩医師より

顔写真

長谷井 嬢
研修期間 平成19年4月~平成21年3月

 私が研修病院を選択する際に重要視したのは、自分がどこまで臨床業務を「やらせてもらえるか」です。机上での学習はもちろん大切ですが、その知識を実臨床でぶつけられる場があって、初めて血となり肉となると思っています。
 通常はシニアレジデント、スーパーシニアレジデントなど、屋根瓦式になっており、先輩の診療を見学するだけにとどまると思います。しかしながらここでは、指導医から直接指導が受けられるだけでなく、ディスカッションを通し、自分の立案した診療計画が良ければ、実際に治療に反映されます。
 初期研修医ながら、診療計画への積極的な関与が可能であり、その責任とやり甲斐から知識の定着が得られやすく、高いモチベーションが維持でき、充実した研修が行えます。
 皆さんが良く考える事としては、「大きな施設の方が、症例が多い、最新の治療を見ることができる」、「小さな施設では教育システムが充実していない」等でしょうか。症例数は確かに限りがありますが、指導医の先生に声掛けしていれば、他科をローテートしていても、珍しい症例や、勉強になる症例があれば、お声かけしていただき診る事ができます。これは小さい病院ならではで、要するに2年間通して全科を診る事になりますので、症例数も十分見ることができます。
 マッチングで日本一倍率の高い施設で研修した同級生と比べても自分が劣っていると感じた事はありませんでした。自己研鑽できる、やる気のある研修医には最高の環境だと思います。

顔写真

浦上 揚介
研修期間 平成27年4月~平成29年3月

 私の場合、研修病院を選ぶポイントは、地域に密着していること、救急を含めたプライマリケアを学べること、そして何よりも病院全体の雰囲気の良さでした。当院での研修はそういった意味で非常に良いと思います。
 こちらがやる気を見せれば、指導医の先生方はそれに全力で答えてくれますし、ただ見学して教科書で確認するという学生実習とは違い、多くの手技を経験することができます。「百聞は一見にしかず」と言いますが、臨床研修では「百見は一行にしかず」と言えるのではないでしょうか。
 スタッフ同士の仲も良く各科の連携もスムーズなので、とても働きやすい職場であり、救急車による搬入件数も多く各科の知識・手技を平行して学んでいけるので、初期臨床研修を受ける病院として、当院は適していると感じています。

~看護学生の方へ~

先輩看護師より

顔写真

橋本 愛羅
(看護師2年目)

 4階病棟は主に整形、脳外、小児が入院している病棟です。私たちの病棟はとても気さくで話しかけやすい先輩看護師ばかりです。
 忙しい病棟勤務の中でも患者さん・家族の方に安心と質の高い医療を提供できるよう心がけてこれかも頑張ります。

顔写真

山下 美菜莉
(看護師3年目)

 看護師として就職して2年経ちまだまだ未熟な私ですが先輩達が沢山声をかえてくださり、分からない事に対して丁寧に教えてくださりとても優しく動きやすい環境で日々学ぶ事ができます。ぜひ一緒に働きましょう。