基本理念
- 放射線を有益かつ効果的に利用し、検査を安全に行います。
- 質の高い画像情報を迅速に医師へ提供します。
- 患者さんの信頼と安心 そして納得が得られるように、充分なコミュニケーションをとります。
当科は診療放射線技師12名(男性6名、女性6名)事務員パート1名で、24時間体制で勤務しています。
そのため技師全員が全ての撮影装置・機器を個々が使いこなせるように、日々継続したスキル・アップに力を注いでいます。
また QC(quality control)活動を業務の一環として取り入れており、”当活動を利用した医療の安全と患者サービスへの取り組み”をテーマに掲げ、医療の質の向上を図るとともに、スタッフが互いに協力し、サポートしながら業務に取り組んでいます。
診療科案内
人員
診療放射線技師 : 12名(男性6名、女性6名)
事務員(パート) : 1名
資格
- 放射線管理士 1名
- X線CT認定技師 2名
- 臨床実習指導教員 1名
- 検診マンモグラフィ認定技師〔A〕6名
- マンモグラフィ 検診施設画像認定
QC関連
- 2009年 QCサークル 石川 馨賞 受賞
- 2018年 QCサークル 石川 馨賞 受賞
- 日本科学技術連盟 QCサークル指導士 1名
装置
MRI |
Signa EXCITE HDxt 1.5T (GE) |
CT |
Aquilion PRIME 80列 CT(キャノンメディカル) |
DSA |
Celeve-i INFX – 8000C(キャノンメディカル) |
X線TV |
X線TVシステム Zexira (キャノンメディカル)
X線TVシステム CUREVISTA(日立) |
マンモグラフィ装置 |
MAMMOMAT 3000 Nova(シーメンス社製) |
体外衝撃波結石破砕装置 |
ドルニエDeltaⅢ(ドルニエメドテックシステムズ社) |
移動型X線透視診断装置 |
OEC 9900 Elite(GE)
OPESCOPE ACTENO (島津製作所)
Clearscope 1000(キャノンメディカル) |
骨密度測定装置 |
Horizon Ci(ホロジック社) |
一般撮影装置 |
4台(キャノンメディカル-3台・島津製作所-1台) |
ポータブル撮影装置 |
2台(日立・KENKO) |
歯科パノラマX線装置 |
ベラビュー IC5 FINE(モリタ) |
一般撮影 デジタル画像読取装置 |
REGIUS(コニカ) |
一般撮影 デジタル画像読取装置 |
FCR(フジ) |
PACS システム |
TFS-7000 Rapideye Core TM(キャノン・メディカル) |
CT(コンピュータ断層撮影法)

通常 単純検査(造影剤なし)は約5分間、造影検査は約10分間で行います。また画像ワークステーションと連携することで、3D(3次元画像)やMPR(多断面再構成画像)を構築しています。また当検査ではICD(植え込み型除細動器)装着の患者さんは行うことができません。
MRI(核磁気共鳴画像法)

人体に放射線を当てることなく、強い磁力と電磁波を利用して画像を作ります。単純検査は約25分間、造影検査は約50分間で行います。当検査は金属の持ち込みは厳禁とされており、特にペースメーカー装着、ICD(植え込み型除細動器)装着の患者さんは行うことができません。
DSA(ディジタル差分血管造影法)

この検査は血管の治療を目的としており、IVR検査とも言われています。腕中(肘)の血管から造影剤を注入し、骨や臓器を除去して血管だけを連続した画像で写し出します。当検査の特徴は 外科的手技の中でも低侵襲で患者さんへの負担が少なく、検査 ⇒ 診断 ⇒ 治療へと一連の流れで行うことができます。